SQL Serverの概要、メリット/デメリット、種類について

この記事ではSQL Serverの
 ・概要
 ・メリット/デメリット
 ・種類
について記載します!

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SQL Serverの概要

Microsoft社が作成した「リレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)」です。
標準SQLを拡張した「Transact-SQL」が採用されています。

Transact-SQLとは

標準SQLには無い制御フロー(IF文など)、変数、独自関数などが利用できるよう拡張された
SQLです。

Oracleにも便利な独自の制御フローや関数があるように、SQL Serverにも独自の便利なモノがあるというだけです。

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SQL Serverのメリット

SQL Serverのメリットとして以下があります。

メリット1

高機能なSQLクライアントツールを無料で使用できる!

高機能なSQLクライアントツール「SQL Server Management Studio (SSMS)」を無料で使用できます。
「SSMS」は様々なことを簡易な操作で実施することができ、非常に便利です。

例えば、簡易な操作でテーブルの定義やデータをテキストファイルへ出力できます。


メリット2

Microsoft(マイクロソフト)社の各種製品との連携が容易!

Microsoft(マイクロソフト)社の各種製品との連携が容易のため、非常に便利です。

例えば、簡易な操作でテーブルの内容をExcelへ出力できます。
※Excelの機能「クエリと接続」により出力できます。



上記の「クエリと接続」は、手動以外にもVBAから使用することもできます。


また、バッチファイルからSQLを実行できます。


また、VBAからSQLを実行できます。


また、Visual Studioを使用してストアドプロシージャのデバッグができます。


メリット3

インストールが容易!

簡単な手順でインストールすることができ、すぐに使用できます。

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SQL Serverのデメリット

特に思いつきません。

他のサイトでは「Transact-SQLはクセが強くて使いづらい」と記載されていますが、そんなことはありません。

しかもどのサイトも同じ内容。コピペでもしているのでしょうか・・・。


各データベースには、それぞれ独自の方言(文法や関数)があります。

OracleにはOracle独自の方言、PostgreSQLにはPostgreSQL独自の方言があるように、
SQL Serverにも独自の方言(=Transact-SQL)があるだけです。

他の製品と比べて、Transact-SQLのクセが特別強いわけではありません。
ただの慣れの問題です。


「Transact-SQLはクセが強くて使いづらい」と記載しているサイトの運営者は、
SQL Serverを使用して間もない or 使用したことが無いのでは?と思います。

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SQL Serverの種類

SQL Serverには4つの種類(4つのエディション)があります。 

Noエディション名特徴
1Enterprise Edition
エンタープライズエディション
・全ての機能を備えた最上位エディション
・大規模システム向け
・1番価格が高い
2Developer Edition
デベロッパーエディション
・No.1のEnterprise Editionと同じ機能を持つ
・開発用。実運用で使用できない
・Visual Studio Dev Essentialsにメンバー登録することで、無料で利用できる
3Standard Edition
スタンダードエディション
・1部の機能が制限されている ※基本機能は備えている
・小/中規模システム向け
・価格はNo.1のEnterprise Editionより安い
4Express Edition
エクスプレスエディション
・多くの機能が制限されている ※基本機能は備えている
・数人程度の小規模システム向け、または勉強用向け
・無料で利用できる


価格等の詳細については、公式サイトをご確認ください。
※下記はSQL Server 2019の場合です。


SQL Serverの勉強をする際は、無料で利用できるExpress Edition(エクスプレスエディション)で問題ありません。

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